塩飽本島の歴史散歩
休日に丸亀市の本島を訪ねました。
かつて、塩飽水軍の根拠地として栄えた本島は、織田、豊臣、徳川の時代から、
明治初期まで、海上交通の拠点として、大きな力と誇りを持っていたかを示すものが
数多く残っています。信長や秀吉、家康からの朱印状や古文書を所蔵する「塩飽勤番所跡』、
周囲わずか16kmの小さな島に28か所の東光寺、長徳寺等の寺院。
樹齢450年以上のモッコクは圧巻でした。
かつての旺盛、活気あふれる声が聞こえてきそうな伝統的建造物群の笠島の集落
島の東側から瀬戸大橋 斜張橋を望む
1860年、咸臨丸に勝海舟とともに乗り込んだ水夫50人の内、
35人を塩飽出身者が占めていたそうです。
海の男たちが残してくれた、心静かに古き良き時代を語りかけてくれる島〜
瀬戸大橋の雄大な眺望を訪ねて、もう一度のんびりと歩いてみたいと思います。
小林