〜中秋の名月に学ぶ〜京都庭園研修 / 志水
日本造園組合連合会岡山支部の企画で、一泊二日の京都研修旅行に行かせていただきました。私は去年と合わせて2回目なのですが、今回も多くの感動と勉強をさせていただいたので、感想を書かせてください。
まず1日目です。この日のメインは、今京都で開催されている緑化フェアです。今年は第43回で、「食農と環境そしてアートで輝く『京都丹波』」がテーマとなっています。5つのフェア拠点のうち、2カ所に行かせていただきました。 まずは亀岡運動公園です。目に飛び込んできたのは鳥の巣を模した大きな花壇に、緑が埋め込まれた大きな岩、カラフルな花たちで飾られたエントランスでした。写真だと分かりにくいですが軽く見上げる高さです。

エントランスを設計されたのは世界的庭園デザイナーの石原和幸さんで、花壇の中には、流木アーティストのジェームズさんが手掛けるとてもリアルで豪快な流木アートが置かれていました。庭に流木というのが私には新しく、刺激的でした。自然の素材だからか、花にも芝生にも石にも馴染み良く感じました。

また、企業や学校が制作した箱庭のブースもあり、たくさんの刺激をいただきました。印象に残った庭はいくつかあったのですが、自分が感動したもののと、そうでないものの違いに、起伏と囲いが関わってることに気づきました。平坦よりも起伏があった方がいいな、囲いがあると世界観に入り込みやすいな、程度なものですが、空間作りの勉強になりました。
午後からは亀岡保津川公園に行きました。スタジアムの関係で市が管理している田んぼの中に公園があります。稲穂に囲まれ、アートがあり、釘のいらない机やベンチといった環境への配慮や災害対策の取り組みがあり、緑化フェアで掲げられていた「食農」「環境」「アート」の3つのテーマを強く感じる会場でした。
誰が何を使って作るか、どこに置いてどう魅せるかはとても大切ですし、テーマに基づいて地元の良さを出すのは難しい課題だなぁと感じました。でも楽しくもあります。岡山県を自分が作るならどうするか、地元ならどうかと、想像を膨らませたいと思います。
1日目の昼と夜ご飯は和食レストラの「がんこ」でいただきました。昼は亀岡楽々荘店、夜は高瀬川二条苑店で、共通点は、小川治兵衛さんが関わった庭を見れることです。庭ももちろん素敵でしたが、店に庭がある理由が素敵でした。ネットで調べるとお屋敷業態というらしいですが、昔の屋敷を借りて店として利用しているそうです。持ち主に代わって庭や建物の維持費などを肩代わりするということで、また1つ文化の守り方を知りました。
まだまだ書き足らないですが、2日目に続きます。



